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ユーザーがLINE公式アカウントに会議室について、問い合わせを行い、まずはkintoneに会議室の情報を問い合わせ、その情報と問い合わせをChatGPTに送り、何を実行するかを判断、その情報をもとにkintoneに実行し、結果をLINEに返すというものを作成します。

LINE Developers(https://developers.line.biz/ja/)からログイン

アカウントを入力

LINEアカウント・・・・・ 現在、利用しているLINEと連携することができます。
ビジネスアカウント・・・ メールアドレスで登録することができます。

※LINEアカウントだと、スマホでQRコードを読み取ってログインができるなど簡単なのでおすすめです。

アカウントをお持ちでないかたは、これからアカウントを作成します。

アカウントの新規作成

① 初めての方は「アカウントの作成」を押下してください。

②「LINEアカウントで登録」または「メールアドレスで登録」を選択してください。

LINEアカウントで登録は簡単ですので、こちらでは、メールアドレスで登録の説明をします。

③登録するメールアドレスを入力してください。

④入力したメールアドレスに登録確認メールが届きますので「登録画面に進む」を押してください。

⑤名前とパスワードを入力して登録してください。

⑥登録確認画面で「登録」を押下

⑦ユーザー登録が完了しました。LINE DevelopersIDの作成を行います

⑧LINE開発者登録

開発者名とメールアドレスを入力し、LINE開発者契約の内容を確認しチェックをいれ、アカウントを作成します。

新規プロバイダーを作成

新規プロバイダーを作成します。プロダイバーは1つのアカウントにつき10個までの制限があります。同じプロダイバー内では同じユーザーIDが利用されます。

ややこしいことを書いておりますが、ハンズオンなどで外部に公開しない場合は、プロダイバーの個数に上限があるため、新規で作成せずに既存のプロダイバーを利用することをお勧めいたします。

チャネル作成

チャネル設定で「Messaging API」を選択

チャネルを作成します。

・チャネルの種類
 MessagingAPI(自動で選択済み)
・プロバイダー
 先ほど作成したプロバイダー(自動で選択済み)
・会社・事業者の所在国・地域
 【日本】を選択
・チャネルアイコン
 今回のチャネルのアイコンを設定できます。
 特にない場合は選択無しでも、後ほど設定できます。
・チャネル名
 20230902ハンズオン
 など、任意のチャネル名を設定してください。
・チャネルの説明
 簡単な説明をいれます。チャネル名と同じでも問題ありません。
・大業種
 個人
・小業種
 個人(その他)
・メールアドレス
 自動入力済み
・プライバリーポリシーURL
 サービス利用規約URL
 今回は空欄。

「LINE公式アカウント利用規約」「LINE公式アカウントAPI利用規約」にチェックをいれ作成ボタンを押します。

確認画面がでますので確認をしてOKボタンを押下します。

【情報利用に関する同意について】を読み【同意する】を押下

ZHDグループへの情報提供に関する個別規約への同意についてを読み【同意する】を押下

これでLINE DevelopersからLINE公式アカウントの作成が完了しました。

これでアカウントが完成しました。

チャネルアクセストークンの発行

このチャネルと後ほど作成するGAS(Google Apps Script)をつなぐ認証キーを発行します。

先ほどの画面で「MessagingAPI設定」タブを押し、下部にある「チャネルアクセストークン(長期)」の発行ボタンを押します。すると長い文字列が表示されます。これが「チャネルアクセストークン」となり、認証に使われる文字列となります。外部に漏れると、このLINEチャネルが悪用される恐れがありますので、ご注意ください。

この発行されたチャネルアクセストークンをメモしてください。

webhook設定

Webhookとは、データを送信する先を設定することです。

LINEから入力されたデータをどこのURLに送信するかを設定します。

LINE Developersの機能では、高度なMessaging APIの設定などは行えますが、簡単な応答メッセージや、挨拶メッセージの設定は、LINE official Account Managerにて行います。その他、チャネルのアイコンや名称、リッチメニューの設定などもLINE official Account Managerにて行います。

応答メッセージのOFF

では設定を行います。

【MessagingAPI設定】タブから、下部にある応答メッセージの編集ボタンをクリックします。するLINE official Account Managerに飛びます。

LINE official Account Managerの画面から、応答設定にある、【応答メッセージ】をOFFにします。

データベースとして使用するスプレッドシートとGASの作成を行います。

今回コード(プログラム)は、事前に作成しておりますのでそちらを利用します。

スプレッドシートのコピー

下記アドレスの開きスプレッドシートを各自のマイドライブにコピーしてください。

スプレッドシートを開く

アクセストークンの記載

5.チャネルアクセストークンの発行でLINEdevelopersで発行しましたアクセストークン(長期)を【設定】シートのセルC7に貼り付けます。

kintoneで取得した

をC列に記載していきます。

AppsScriptの起動のデプロイ

GASのコードが記載されているか確認をします。

スプレッドシートから「拡張機能」→「Apps Script」を選択してます。

(1回選択するだけだと、開かないことがあるので、その時はもう1度同じように選択してください。)

スクリプトエディタが開き、今回使用するコードがみられます。

保存が完了しましたら、デプロイをします。

では、実際にやってみましょう。

右上にある、「デプロイ」ボタンから「新しいデプロイ」を選択します。

新しいデプロイ画面でウェブアプリを選択します。

そして各項目を入力します。

・説明
 例)ハンズオンデプロイ初回
 ※この欄は空欄でもかまいません
・ウェブアプリ
 自分
・アクセスできるユーザー
 全員

に設定して、デプロイボタンを押します。

初めてそのコードをデプロイするときは、承認してもよいかの確認がありますので

「アクセスを承認」ボタンを押します。

次にどのアカウントで承認するか選択します。

スプレッドシートおよびGASを作成したアカウントを選択します。

作成したGASがスプレッドシートのデータを編集したり、外部サービス(今回であれば、LINEDevelopers)へ接続してもよいかの確認が来ますので、許可ボタンを押します。

デプロイが完了です。

以下の画面が表示されます。

ウェブアプリに表示されているURLが、作成をしたWEBアプリのURLです。

先ほどGASで作成したWEBアプリのURLをwebhookの送信先として設定します。

LINEDevelopersの画面に戻り、MessagingAPI設定タブを選択し、Webhook設定のWebhook URLのところに、先ほどコピーしたWEBアプリのURLを貼り付けます。

貼り付けて更新ボタンを押し、そしてwebhookの利用にチェックをいれます。

OPENAIのApps画面にてAPIを選択します

https://platform.openai.com/apps

【API keys】を選択して、【Create new secret key】を選択

何用に取得したAPIかをわかるようにNAMEに、入力し、【Create secret key】 を選択

API keyが発行されるのでコピー

先ほどのスプレッドシートのセルC8に貼り付け

以上で、完了となります。

実際に、動くか皆さんのLINEに友だち登録をして、動作するか試してみましょう。

LINEDevelopersから、MessagingAPI設定タブを選択します。

するとQRコードが表示されておりますので、こちらをスマホで読み込んで友だち登録します。

以下のようにメッセージがかえってくれば成功です!!